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2006年11月 4日 (土)

ひめゆりの塔

この前、沖縄県糸満市にある、ひめゆりの塔に行ってきました。
沖縄に来てから、ずーっと行きたかったんですが、
やっと行くことが出来ました。



ひめゆりの塔の後ろに見える、大きく口を開いた穴が、
「ひめゆり部隊」の最後となった壕です。

沖縄陸軍病院第三外科壕という地下壕で、
戦争中、沖縄県立第一高等女学校生徒による「ひめゆり部隊」が、
負傷した人たちの看護活動を行っていた場所です。

この壕から脱出する直前に、米軍の手榴弾(しゅりゅうだん)
が打ち込まれ、たくさんの兵士や学徒が亡くなりました。

学徒の両親が、娘の最後の場所をどうしても見つけたいと、
必死に探し回り、やっとの思いでこの壕を発見されたそうです。
「ひめゆりの塔」は、この壕の上に建てられています。

真っ暗で、ひんやりとした、
なんとも言えない空気が立ち込めていました。
ここでたくさんの方々が亡くなられたんだと思うと、
胸が締め付けられる思いでした。

ひめゆりの塔の話を聞いたことはありましたが、
実際にその場所に行ってみると、
感じる気持ちが全く違うんだと実感しました。

沖縄の地には、今もまだ、戦争で亡くなられた
たくさんの方々の遺骨が眠っているそうです。


ひめゆりの塔のすぐ横に、石碑が建っていました。

Cimg2135

  いわまくら かたくもあらん やすらかに

         ねむれとぞいのる まなびのともは  

この歌は亡くなっていった学友達を悼んだものです。
南の果てに追いつめられて、岩陰や洞窟に隠れた学友達は、
固いゴツゴツした岩場で亡くなっていきました。

「いわまくら かたくもあらん」
は、
そのようなかたちで死んでいくのは、
さぞ無念で、辛かったでしょうという意を込めたものです。

そして、
「やすらかに ねむれとぞいのる」は、
生き残った私たちが、
戦争のおろかさと平和であることのすばらしさを、
あなたがたに代わって、訴えていきますので、
心やすらかに眠って欲しいという願いを込めたものです。 

 

戦争の話は、とても残酷で、
ついつい、目をそむけてしまいがちですが、
ちゃんと向き合わなければいけない現実なんだと思いました。

戦争を知らない私たちが、戦争をどう理解し、
どうやって次代に伝えいけばよいのでしょうか。

戦争を二度と起こさないために、
いったい何が出来るのでしょうか・・・ 

 

 

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コメント

私もこれまで二度ひめゆりの塔に行きました。一番
最近行ったときは、沖縄の友達と一緒でした。彼女は
沖縄県民ながら一度も行ったことがないとの事でした。
二人とも、最初あの洞穴を見たときから会話がなくなりました。
館内に入って、体験者のビデオや亡くなった人の写真を
見て、二人とも涙ぐんでしまいました。
あなたがたの尊い犠牲の上で、今日私達が平和に生きている
事を忘れないようにしますって思いながら手を合わせ
ました。あのような場所にはやっぱり行くべきですね。
夢ではなく現実にまさにこの場所で起こった事なんだって
知ることで他人を大切に出来るんだと思います。
どうしたら戦争はなくなるのか・・・。

投稿: jucoジュコ | 2006年11月 5日 (日) 09時17分

>ジュコちゃん
はじめてひめゆりの塔に行ったんですが、
ほんと行けてよかったです。
実際洞穴を見ると、会話なくなりますよね。
私たちも、無言でした。戦争の恐ろしさを改めて感じた1日でした。
ジュコちゃんの友達が一度も行ったことがないって、
びっくりですよね。私が行った日は、高校生がいっぱいでしたよ。
これからを担う若い人たちが、戦争の恐ろしさを感じて、戦争のない、平和な世界をつくっていって欲しいなぁ~と思いました。

投稿: らっきょ | 2006年11月 5日 (日) 17時09分

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